「五郎のイギリス日記」No.4
issue 16Aug2001(木)現在読者数は440人です。
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イギリスに15年間のいやな思い出。& Negativeな側面。
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前回:イギリスに住んでよかったなと思うこと。
今回:イギリスに15年間のいやな思い出。
こんな話は聞きたくないという人は読まないですぐに削除して下さい。
その前に昨日のメールで 1.「イギリス的やさしさ」の部分で若干補足します。
『夕方5時には勤務終了。それ以降は原則残業代なし。残業するのはお前の勝手。
残業する奴は能力がないからだろう。』これはボクが言っているのではなく、
ボクがいつも言われた言葉。ボクはオフィスで夜8時、10時はよくありま
した。デスクの上は新聞とレポートだらけ。必ずデスクの上はきれいに片づ
ける。これが鉄則です。出来ない人は仕事もできない人とみなされます。
最後はクビが飛びます。もういくつあっても足りないけどね。外国で日本人
が生き抜くには実力あるのみ。実力があっても厳しいのだから。いつも
タワシでクビを洗っていますが、クビの皮の下に鉄板をはめておきたいね。
マグマグの検索で「イギリス」と叩くともうボクのが一番最初にでてきちゃう
ようになりましたね。まだ三日しか経っていないのに。たいへんですね。
恥ずかしいね。昔の仲間は読んじゃだめだよ! みんなに内緒なんだ。
本日の新聞報道:
イギリスのトニー首相とワイフがメキシコに行った後コンウォールで休暇。
クイーンがチャールズのCamillaとの結婚をOKしちゃうかもしれない。
Camillaのスマイルはいつも素敵だね。ダイアナファンには悪いけど俺は
賛成です。これはもう大人の愛の世界。
さて本題に入りましょう。
1. 何と平気で嘘をつく人間が多いことか。
イギリスでも真面目で嘘をつくのが大嫌いで誠実な人はたくさんいます。
しかし俺は言う。仮説:ガイジンは日本人の100倍嘘をつく。
嘘についての考え方が日本人とまったく違う。生きるためには嘘に関して
罪の意識がまったくない人間が多い。自分の仲間には誠実だがそれ以外の
人間には何でもいいと思う人間もすごく多い。もう騙される奴が悪いという
そういう恐ろしい世界。契約書や歴史的な文書に日付が書いてあっても
それはそのDateをそのdocumentに書いてあるだけであってそれでその日に
その書類が出されたとか日付で契約がなされたとか思ってはいけない。
ある意図を持ってそのDateが書かれたにすきない。従ってそれを見抜く
英語力がない人間はその種の人間の餌食になってしまうということ。普通
のサバイバルEnglishではサバイブできないということです。ややいいすぎ
だと言ってボクの意見に怒る人もいるでしょう。でもこれはボクの15年の
結論。でもイギリス人のとってもやさしいこと。誠実なつきあいもいっぱい
あると感じてるから15年も生活しているのです。誤解なきように。
イギリスのすばらしさはこれからいっぱい書いていきますよ。
2. 何と泥棒が多いことか。もう泥棒だらけ。フランスやイタリアだともっと
多いだろう。泥棒にやられていない日本人に会ってみたいね。
ボクの場合、警報機をつけて大きなドアのカギはすべて取り替え(保険
会社の指定したもの)窓は泥棒が揺さぶっただけででかいサイレンが鳴る
ようにしてあります。二階から入ったりした泥棒が一階に降りるとき、
鼓膜が破けちゃうぐらいの音がでちゃう。じつは犬のリトリーバーを
自由に部屋を移動できる状態でアラームを仕掛けたらエライことになった。
でもイギリスの泥棒は真珠は取らないね。
3. 何と離婚が多いことか。そのへんの石っころのようにどこにでも離婚がある。
愛をささやきあっていても破局が始まれば、ただの憎しみあい。離婚騒動。
醜い争いは恐ろしい。あれを映画化したい。とにかくすさまじい。そういう
覚悟のない日本人女性はイギリス人男性と結婚なんか絶対しないこと。離婚
したあと、一人で生きていくか覚悟なしで海外でガイジンと結婚しよう
なんて思わないこと。離婚した男はその子供達の養育費で破滅しちゃう
ケースもある。うちの子供が学校で一つのテーブルに7人ほど座って何か
作業をし始めた。あとで子供が言った。「その席に座っていた子の親は
全員離婚したんだよ。ウチのママとパパはだいじょうぶなの?」
俺:「うーん、何と鋭い質問。そんな難しい質問、親にするな!」と叫んだ。
1日10回ぐらい「I love you」が言えない人はガイジンと結婚は無理で
しょう。3回たりないだけで相手の気持ちが変わったと思って不安になるから。
1時間後の世界がわからないから 今一生懸命二人で燃えよう!というので
しょう。そのほうが良く燃えるのかな。燃やすものがあるうちはいいねぇ。
イギリスの離婚率の数字は知らないけど、10組あれば5組から7組ぐらい
感じ。イギリスの大人、子供そういう状況下で毎日をすごしているということ。
愛に包まれ平和に暮らしている人間にはそういう人の状況はまったく理解不能
ということ。ある子供は父親とスペインに3週間の休暇。もどってきたら、
今度はは母親と3週間のフランス休暇。子供の奪い合いもよくある話。
日本もこれからその方向に間違いなく走っていますね。
4. 残念だけど「人種差別」をすごく感じるね。特に日本人があこがれる「Garden of
England」のケントではそれを感じました。酒場で順番を待っていて自分の番が
来たと思いほっとした瞬間、カウンターの向こうの女性が俺の後ろの人に向かって
「Next Please!」と叫ぶ。この俺は見えていないかのように目を合わせないように
する。酒場でイギリス人ではないからといって店の人間が順番をとばすのは今は
違法だから、すみやかに、そして丁寧に相手の名前を聞く。そして「May I speak
to the manager, please.」と言って上司を呼んでもらう。それでもアカン場合は
警察を呼ぶ。よくインターネットで日本からイギリスに留学でやってきた若い人が
パスポート審査で特別室に連れて行かれて「俺は日本人が好きじゃない」とか言って
何時間もいじめられたという話を読む。これはあとで泣き言をインターネットで
その不満をぶつけても始まらない。
「差別」を感じたら絶対その場でそいつの名前を聞き出すこと、いや書いてもらうこと。
ダメなら他の係官に書いてもらうこと。spellingが間違っていたら意味がない。
できるだけその発言をすぐメモること。その係官はあとで解雇にできると思います。
差別を意識的、無意識的にぶつける人は多い。しかし、この国ではそれは違法
だから職場でもそれはすぐ解雇の対象です。これは本当にひどいことになる。
武士の情けも、淑女の情けもない。ルールを破った奴は容赦しない。
イギリスの医者の半分以上はインド系の人でしょう。自分が病院でお産する
時、産婆さんはきっと黒人かもしれません。生まれるまでの緊張感をジャズを
聞かせてなごませてくれるでしょう。イギリスの黒人はみんなやさしいね。
差別される痛みを知った人間は他人にはやさしいのでしょう。逆にそうでない
人間。いつも皮膚の色や国籍や言葉で他人を差別してばかるいる人間には人の
気持ちなんぞ、永久にわかるもんじゃござんせん。そんな人が「このTeaの味、
アジア人のあなたにわかる?」とあなたに聞いた時。。。イギリスの別の側面が
見えてくる。お互いの相手に対する思いやりがあってこそTeaの味を二人で
楽しめるというもの。「茶の心」のわからん人にはお茶はもったいないね。
****今日は長くなったのであとは箇条書きに。。。
5. イギリスにはうまいもんがない。
おいしいものは子供には食べさせない。料理もほとんどしない。
子供のランチboxはチョコとコーラ。
中華レストランの味はほとんどイギリス風に気の抜けたビールのような味。
果物にはその果物固有の匂いも味もない。
イギリスに豊富なのはジャガイモ。
でも南アフリカやイスラエル、欧州からの果物はいっぱい入っています。
6. 工事屋、修理屋は約束した日、時間には絶対やってこない。
だからやってくるまで毎日電話催促しないといけない。
仕事も相手がやるまで電話催促する。負けて困るのはどっちという力関係。
いつもすっぽかすくせして一丁前に午前か午後のどっちだと聞く。
言ったところで待ちぼうけ。またアレンジのし直し。
これはイギリスの一番腐った部分。これはもう治らないね。
7. 海水浴場がほとんどない。あっても冷たくてだれも泳いでいない。
南のブライトンやボーンマスはだいじょうぶ。
8. 電気製品の値段は世界で一番高いかも。
9. イギリスのボランティアには気をつけた方がいい。日本からボランティアでも
しながらイギリス生活をエンジョイしたいという人に伝えて欲しい。
それは危険すぎる。身も心もボロボロになっちゃう可能性があるから
英語と逃げる心構えがあるならOK.本当に献身的ないいリーダーのいるところに
派遣されたらラッキー。どうしようもないリーダーの下で働いたり、危険区域
に派遣されたりしたらその救済の相手はドラッグ常習者だから命もないかも
しれない。自分がどこに派遣されるかわからない以上、そういう方法で
イギリスに入るのは、ただリスクが多いだけ。俺なら絶対にさせない。
何も知らない親は「娘がイギリスにボランティアに行く」って言ったら
どこかのヌーボーとしたボランティア・グループとは違う戦闘集団のような
組織もあります。知らないとは恐いこと。ほとんど夜逃げ状態で逃げた
日本人女性もいます。
まだまだいっぱい書き足りない気もするね。また続きを書きましょう。
教訓その1.海外はすべてジャングルと思うべし。
人間の仮面をした野獣だらけ。
日本人が一人でも多く海外で幸せに生きれることを祈って書きました。
五郎。
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マガジンID: 0000073957 「五郎のイギリス日記」
マグマグの検索で「イギリス」とタイプを打つと最初にボクのがでてきちゃうかな?
発行周期: 原則不定期ですが1週間に3回ぐらいをめざします。
ボクのホームページは http://www.japan.pwp.blueyonder.co.uk/index2.html
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